Victory Capital Management2026-Q1
Victory Capital Management が 2026-03-31 時点で提出した 2026 年第 1 四半期の 13F を見ると、最大規模の巨大ハイテク株ポジションを積極的に削減する一方、複数の新規・中型ポジションを構築していたことが分かる。
| ティッカー | アクション | 価値の変化 |
|---|---|---|
| MSFT | 減らす | -$2.34B |
| NVDA | 減らす | -$1.57B |
| ASML | 追加 | +$585.7M |
| INTU | 追加 | -$235.2M — 株は追加購入(実際の買い)されたが、株価の下落幅が追加分の価値を上回ったためドル建て価値は減少——売りではない |
| BWLP | 新規取得 | 注目すべき変化 |
四半期で最も大きな単一ポジションの動きは MSFT の削減だった。この銘柄はファンドの第 2 位の保有銘柄だった。ポジションの価値は -$2.34B 変化し、$6.31B から $3.97B へ、組入比率は 3.56% から 2.54% へ低下した。同四半期に NVDA(-$1.57B)、AMZN(-$2.11B)、AAPL(-$1.30B)も同じように減らされている。MSFT 1 銘柄だけでも、ドル建ての変動幅は同期間のどの追加買いよりも大きい。
BWLP はこの四半期の主要な変動の中で唯一の新規取得で、取得時価値は $308.2M、組入比率は 0.20% だった。さらに IEX、6D8、TTC、CACI もほぼゼロの保有から急速に積み増され、それぞれ 0.18%、0.18%、0.18%、0.21% の組入比率に達した。これらの新規ポジションは大型ハイテク株の削減と比べると小さい。それでも、Victory が新規資金の投入先に選んだのはこうした中型株だ。
ASML は四半期最大の追加買いで、ポジションは +$585.7M 増え、$721.8M に達し、組入比率は 0.08% から 0.46% へ上昇した。ACN も +$513.7M 積み増され、$820.0M、組入比率 0.53% となった。同期間に NVDA、AAPL、MSFT、AMZN、AMD、AVGO がすべて削減されたのとは対照的な動きだ。
INTU はこの申告書の中で、アクションとドル建て価値の向きが逆になっている唯一のポジションだ。申告データの注記は明確に説明している:株は追加購入(実際の買い)されたが、株価の下落幅が追加分の価値を上回ったためドル建て価値は減少——売りではない。価値の変化は -$235.2M で、$754.9M から $519.7M へ、組入比率は 0.43% から 0.33% へと移った。つまり Victory は四半期中に株数を増やしたが、株価の下落がポジション全体のドル建て価値を押し下げた。
情報技術は引き続き最大セクターで、比率は 0.2737 と前四半期の 0.2798 から低下した。金融は 0.1387 から 0.1194 へ、エネルギーは 0.0393 から 0.0532 へ動いた。HHI で測った集中度は 0.008493 から 0.006217 へ下がり、変動係数も 4.423751 から 3.740187 へ低下した。回転率は 0.326298 から 0.335639 へやや上昇し、保有銘柄数は 2421 から 2410 へ減った。
Victory の第 1 四半期 13F は、最大級の大型ハイテク株の集中を積極的に減らし、新規・中型ポジションへと回転させたポートフォリオを示している。INTU の行は、13F が株数ベースの意思決定を記録するものであって運用成績ではないという点を思い出させる:実際の買いでも、株価の下落が速ければドル建て価値は目減りする。