Northwestern Mutual Wealth Management2026-Q1
機関投資家は四半期ごとに米SECへ13F提出書類を提出し、提出日時点の米国株の保有状況を開示します。ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルス・マネジメント(NORTHWESTERN MUTUAL WEALTH MANAGEMENT CO)の今回の提出書類は2026-03-31時点の保有を対象とし、銘柄数は4113、回転率は0.073936で、前四半期の0.076605から低下しました。
提出書類の性質を押さえる。13Fは期末時点のスナップショットであり、売買のログではありません。期末に何を保有していたかと、ポジションがどう動いたかが分かります。今回の主要指標は、銘柄数4113、HHI集中度0.036173、回転率0.073936です。回転率は当四半期に入れ替えたポジションの割合を示し、この水準は低回転・長期保有型のポートフォリオを表しています。
本当の新規ポジションと既存ポジションを区別する。アクション欄が唯一の判断材料です。new_buyは当四半期に初めて登場した銘柄、addは買い増しを意味します。今回の主要な変動リストにnew_buyはありません。最も新規に近いのはBAIで、ウェイトは0.00%から0.06%へ拡大しましたが、アクションはaddであり、以前から存在していた極小ポジションだったことが分かります。
trimは部分売却であり、全面売却ではありません。GOOGLはポートフォリオ・ウェイトが0.46%から0.40%へ低下し、OEFも0.10%から0.05%へ低下しました。全売却ならsold_outと表示されますが、このリストにsold_outはありません。
unchangedの意味を理解する——今回のリストにunchangedはありません。ここにある行はすべて能動的なトレード判断です。将来の13Fでunchangedを見た場合、マネジャーはその銘柄を売買しておらず、金額やウェイトの変化は単に株価変動によるものだと読めます。
全体の方向性を読む。主軸は買いです。米国大型株のIJH、IJR、RSP、VTV、国際株のSCHF、VEA、VWO、IEFA、IEMG、債券のBND、AGG、FBND、TLTを買い増しする一方、GOOGL、AAPL、OEFなどの個別銘柄を減らしています。注目点として、IVV、SPY、MSFT、VUG、QQQ、AMZN、GSLC、QQQM、METAは買い増しでありながらドル建て価値が減少しています。これは実際に買っているものの、株価下落が買い増し分を上回ったためで、売却ではありません。
以下の表は上記の変動をまとめたものです。
| ティッカー | アクション | 価値の変化 |
|---|---|---|
| IVV | 買い増し | -$577.2M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| IJH | 買い増し | +$463.2M |
| BND | 買い増し | +$231.9M |
| SPY | 買い増し | -$83.6M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| VUG | 買い増し | -$78.8M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| QQQ | 買い増し | -$62.3M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| AMZN | 買い増し | -$52.3M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| GSLC | 買い増し | -$50.2M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| QQQM | 買い増し | -$48.8M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| META | 買い増し | -$47.0M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| MSFT | 買い増し | -$143.0M — 買い増しだが、価格下落で価値は減少。売却ではない |
| BAI | 買い増し | +$93.4M |
| GOOGL | 売り減らし | -$81.2M |
| AAPL | 売り減らし | -$75.9M |
| OEF | 売り減らし | -$64.5M |
| NOW | 売り減らし | -$59.4M |