Canada Pension Plan Investment Board2026-Q1
カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)の2026年第1四半期13F提出は、エネルギーと公益事業への明確なシフトを示し、最大の動きはCEGの大幅な買い増しと、パッシブ指数へのエクスポージャー縮小だった。
| Ticker | Action | Value Change |
|---|---|---|
| CEG | add | +$2.09B |
| SPY | trim | -$835.8M |
| CNQ | trim | +$575.8M — 売り減らしだが株高で評価額が増加(買いではない) |
| MSFT | add | -$548.5M — 買い増しだが株安で評価額が減少(売りではない) |
| AMZN | add | -$263.5M — 買い増しだが株安で評価額が減少(売りではない) |
CEGは今四半期でドル建て評価額の変化が最も大きいアクティブな買い増しで、評価額の変化は+$2.09B、ポートフォリオに占めるウェイトは0.03%から1.38%へ上昇した。これは「add(買い増し)」であり、実際に株式を購入しているため、ウェイトの急上昇は価格変動ではなく明確な運用判断を意味する。この変化幅でCEGはファンドの中でも大きなポジションの一つになった。
CNQの評価額の変化は+$575.8Mで、ウェイトも0.93%から1.27%へ上昇したが、アクションは「trim(売り減らし)」だ。つまり、ファンドは実際に株式を売却しており、評価額の増加は売却した株式の価値を上回る株価上昇によるものだ。データの注記も直接的に示している:これは実際の売却だが、価格上昇で評価額が増えた——買いではない。
ファンドは今四半期中にQQQ、CIVI、NTSKを完全に売却し、3銘柄とも期末時点でポジションはゼロになった。QQQの評価額の変化は注目すべき変化、CIVIは注目すべき変化、NTSKは注目すべき変化だ。同時にSPYは完全売却ではなく売り減らしで、ウェイトは0.94%から0.37%へ低下した。パッシブ指数ETFへのエクスポージャーを大きく縮小する結果となっている。
この4銘柄はいずれもアクティブな買い増しだが、ドル建て評価額はすべて下落した。MSFTの評価額の変化は-$548.5M、AMZNは-$263.5M、METAは-$258.2M、MAは-$161.9Mだ。データの注記は理由を直接説明している:株式は買い増し(実際の買付)だが、買い増し分の価値を上回る株価下落があった——売りではない。ドル建ての下落は価格要因であり、買い判断の撤回を意味しない。
情報技術セクターのウェイトは29.36%から26.65%へ低下し、エネルギーは5.66%から7.31%、公益事業は1.81%から3.51%へ上昇した。AVGO、AMD、SHOP、ADBE、CRMの売り減らしがテクノロジー比率の低下を強め、XOM、CVX、SU、LNG、ENB、VST、CEGの買い増しがエネルギーと電力関連の拡大につながった。保有銘柄数は1971から1680へ減少し、売買回転率は0.247964で、実質的なリバランスの四半期だった。
CPPIBの四半期は、パッシブ指数ファンドから特定のエネルギー・公益事業・電力株への大型リバランスを示している。また、13Fは評価額だけを見ると誤読しやすい:買い増しでも評価額が下がることがあり、売り減らしでも評価額が上がることがある。実際の運用判断を示すのは価格変動ではなく「アクション」の欄だ。