Bank Of New York Mellon2026-Q2
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが2026年6月30日期末となる2026年第2四半期の13F届出を提出し、計4274ポジションの内訳と、メガキャップ・テック株をめぐる活発な売買の実態が明らかになった。
クイックリファレンス
| ティッカー | アクション | 評価額変動 |
|---|---|---|
| NVDA | 一部売却 | +$3.63B |
| MSFT | 買い増し | +$824.3M |
| MU | 一部売却 | +$5.73B |
| HON | 全量売却 | 注目すべき変化 |
| JPM | 買い増し | +$876.8M |
上表の「一部売却」2行については補足が必要だ。BNYメロンはNVDAとMUの株数を実際に減らしており、両ポジションのドル評価額が増えたのは四半期中の株価上昇が売却分の価値を上回ったためであり、買い戻しではない。
Q:BNYメロンは2026年第2四半期にエヌビディア(NVDA)を買ったのか、売ったのか? BNYメロンは第2四半期にエヌビディア株を売却しており、買い増しではなく主体的な持ち高削減(トリム)だ。それでも評価額は$26.82Bから$30.45Bへ(+$3.63B)膨らんだ。背景には株価上昇幅が売却した株式の価値を上回ったことがあり、ポートフォリオに占める比重も4.93%から5.00%となった。
Q:売りながら、マイクロン・テクノロジー(MU)の評価額が増えたのはなぜか? 株価の上昇幅が売却株式分の価値を上回ったためで、株価の追い風が株数減少の影響を打ち消した結果であり、売りそのものは現実に実行されている。評価額は$2.51Bから$8.25Bへ(+$5.73B)推移し、比重も0.46%から1.35%へ上昇したが、期末の保有株数は減少している。
Q:2026年第2四半期13FにおけるBNYメロンの最大保有銘柄は何か? エヌビディア(NVDA)が届出上の最大ポジションで、評価額$30.45B、比重は5.00%――主体的な売り減らしを受けながら、株価上昇が評価額を押し上げた銘柄だ。次位はマイクロソフト(MSFT、$19.95B)で、こちらは今四半期に買い増しを実行した銘柄の一つである。
Q:BNYメロンは第2四半期に大型ポジションを完全に解消した銘柄があるか? ある。ハネウェル(HON)を全量売却し、従来$1.43B(比重0.26%)だった評価額はゼロになった。今四半期の大型変更の中で全解消はこの1件のみだ。
Q:BNYメロンが第2四半期に新規に築いたポジションはどれか? 最も注目される新規買いは、識別コード438516205として報告されたポジションで、評価額$732.9M、比重0.12%のまったく新しい保有だ。今四半期のその他すべての増加と異なり、前四半期の届出に存在しないため、文字どおりの新規購入である。
Q:BNYメロンが第2四半期に買い増した半導体・ハードウェア株はどれか? 半導体およびデータ記憶装置関連では、マーベル・テクノロジー(MRVL)、KLA(KLAC)、ウエスタンデジタル(WDC)、シーゲイト(STX)を買い増した。マーベルが最大の積み増しで、比重は0.39%へ(+$2.06B)。KLA(+$1.21B)、ウエスタンデジタル(+$1.18B)、シーゲイト(+$826.6M)も併せて増加した。
Q:四半期を通じてポートフォリオの規模と売買の活発さはどう変わったか? 保有ポジション数は4175から4274へ増加し、回転率は0.186535から0.217952へ上がった。集中度(HHI)は0.009731から0.009875へ微増、モメンタム傾斜は0.006385から0.012193パーセントポイントへ拡大し、情報技術が引き続き最大のセクター配分となっている。
Q:エヌビディアとマイクロンのほかに、BNYメロンはどの大型株を売り減らしたか? アップル(AAPL)、AMD、インテル(INTC)、ブロードコム(AVGO)、Alphabetの2つの上場クラス(GOOGLとGOOG)、イーライリリー(LLY)、シスコ(CSCO)、キャタピラー(CAT)、エクソン・モービル(XOM)、シェブロン(CVX)を売り減らした。挙げた銘柄はいずれも株数が減っており、「売り減らし」が今回の大型変更の中心だ。
Q:BNYメロンの今後の届出を追う最も簡単な方法は何か? 今後を追う最も簡単な方法は、次の四半期13F届出を確認することだ。SECへの提出は各四半期終了後およそ45日以内とされ、株数・評価額や438516205のような新たな識別子が更新される。今回の2026年第2四半期届出を基準に比較すれば、以後の買い増し・売り減らし・全解消は容易に見分けられる。